未来を閉ざされ彷徨う　迷子の様に

永久の別れに抗い　駄々を捏ねるんだ

悪い夢なら早く醒めて　そう願うけど

いくらもがいても君のいる朝は来ない

訪れたのは終わりの無い閉塞感

古惚けたヴィジョンに縋りついて

色褪せて霞むヴィジョン　在りし日の君映す

もう少し見せてよヴィジョン　幕が下りて君を隠した

 

鏡面に映る面影だけ眺めて

少しずつ少しずつ　灯火が消えていく

ヴィジョンが揺らいで君が遠のく

霞んで薄れて君が消える

壊れた僕には縋るものなんて他に無いのに

だからそう後僅か　灯火が消える日まで

せめてせめて最後まで夢を見せて　行かないで

違った未来見せてよヴィジョン　こんな現在は見たくない

嘘でもいいからみせてよヴィジョン　乗り越えることは出来ないよ

 

映してよ　嘘でもいいから

歪んだヴィジョン映し出す　叶わない僕の夢

来るはずのない未来を　届くはずもない願いを

狂ったヴィジョン　偽りと知りながら受け入れる

もう何もいらないから　幻の中眠らせて